ルテインとは?

健康志向化が高まる現在、様々な栄養素の健康効果にスポットが当たるようになってきました。ドラッグストアやコンビニでも、ルテインを配合したサプリメントや健康食品を見かけるようになりました。でも、ルテインっていったいどんな栄養素なのでしょう?ビタミンやミネラルなんかに比べて馴染みはやはり薄いですよね。でも、このルテイン、実は人の健康の維持・増進には欠かせない栄養素なのです。

そもそもルテインとは、カロテノイドと呼ばれる黄色い色素の一つで、緑黄色野菜などに多く含まれるとされています。このカロテノイドは植物が外部の刺激から身を守るために作り出す、フィトケミカルと呼ばれる成分の一つで、このフィトケミカルを摂取することは非常に健康によいとされます(アントシアニンなどもフィトケミカルです)。また、植物だけでなく、人体にもルテインは存在し、皮膚や乳房、子宮頚部、目の水晶体や黄斑部などに多く存在するとされます。このルテインが不足すると、こういった器官に影響が出てきてしまいます。

ルテインは光そのものを遮る働きがある、と言われています。人間にとって、光はとても大切なものなのですが、場合によってそれが逆に人体を傷つけてしまうこともあります。光の一部が細胞に達すると、細胞を傷つけてしまうことがあり、これが老化や様々な病気を引き起こしてしまうことがあるのです。ルテインには抗酸化作用があり、細胞が酸化によるダメージを受けるのを防いでくれる働きをしています。また、人体に最も悪影響を及ぼす青色の光(パソコンの液晶などから発する)を吸収する効果も認められています。ルテインは光に強い、というのが特徴の一つです。

ルテインこのほかにも、ルテインは健康の維持・増進を考えた時に非常に大切な成分となってきます。そこで、ここではルテインについて詳しく見ていきたいと思います。ちなみに、ルテインとよく似たゼアキサンチンという物質があります。ゼアキサンチンはルテインが代謝されてできる物質で、逆(ゼアキサンチンからルテインへ)は起こりえません。ルテインが存在する場合、その僅か数%がゼアキサンチンに代謝されると考えられています(水晶体・黄斑部にこの二つは同時に存在します)。この二つの成分の主な健康効果は抗酸化作用とされていますが、それをサプリメントなどに利用する場合には、その代謝の関係を考慮してルテインを利用する割合が非常に高くなっています。